節約と散財

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財布別夫婦。モメない家賃の分け方。

わが家は財布別なのですが、家賃の分け方が少し特殊です。

というのも夫は物が多くて捨てられないタイプ。1部屋では荷物が収まりきらないのです。なので3LDKの家で、夫は2部屋、わたしは1部屋使っています。

これで家賃を2等分してしまうと不公平じゃん!!! ということで、家賃を多めに夫に負担してもらっています。

しかも分け方がめっちゃ細かいです。いきますよ。

 

各部屋の広さは、

・リビング(15畳)
・夫の部屋(6.12畳)
・夫の部屋(6.62畳)
・わたしの部屋(7畳)

合わせて34.74畳。これを100%として、各部屋の広さと割って家賃84,000円を振っていきます。

・リビング(36,269円)
・夫の部屋(14,798円)
・夫の部屋(16,007円)
・わたしの部屋(16,926円)

リビングは二人で使うので2等分、さらに家賃には入っていない自治体の費用や不動産のサポート料も二人で分けます。

あと車は夫しか使っていないので、駐車場代は夫持ち。

これを合計すると、

わたし:35,688円
夫:54,568円

といった感じになります。

大幅な差がついていますが、ネット代はわたしが持っているので実際は43,000円くらいになって、1万円くらいの差ですね。

 

はたから見ると、「細か! めんどくさ! ケチ!」って思われると思います。

しかし、結婚前に同棲しているとき、適当に分けていてすっっっごいモメたのです。

当時は家賃光熱費は夫が支払い、わたしが毎月3万円渡すスタイルだったのですが、光熱費の変動があってもわたしの財布は痛まない。

その代わりのように、夫は家事をまったくしなくなりました。

お互いの不満はどんどん積もり、他の事情も重なって大爆発。

結果、同棲解消。別れることになりました。(そこから紆余曲折あって復縁するのですが)

わたしたちは適当に分けたらアカン!!! ということで、再び一緒に暮らすときに、このクソ細かい折半方法を提案したのです。

 

キッチリと数字を出していますが、この通りに1円単位で分けているわけではありません。家賃に限らず、お互い出したり、出してもらったりしています。

ただ、財布別にするのであれば、わが家の場合は具体的な数字はあったおいた方がいいなと判断したのです。

ブラックボックス状態だとお互い不信感が募る。「自分は毎月こんなにお金を入れているのに……」となりかねません。家計の透明性を保つために、現状このスタイルにしている感じです。

 

そのおかげか、夫は家事を進んでやってくれていますし、わたしも夫の物がどんどん増えていっても気にならなくなりました。復縁してから大ゲンカはゼロです。(お互い年取ったからってのもあるか?)

 

なんにしても、「自分が損している」という気持ちにならないことが大切だなーと思います。

まぁ、なにもしなくても、互いに思いやって、そういう考えに至らないのが理想ですけどね……。

これから何十年も一緒にいるのだし、過去に別れているし。

自分たちの愛情を過信しすぎず、末永~くやっていきたいです。