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わたしが産休を“あえて2週間遅らせた”理由

1月に出産したわたしの場合、前年の12月中旬には産休に入れたのですが、あえて2週間遅らせて12月の末から産休に入りました。

理由はいくつかあるのですが、それは仕事の進み具合とかではなく、お金

産休をMAX取って手当をもらうよりも、2週間遅らせた方が得だと判断したからです。

今回はその理由について語りたいと思います。

社会保険料免除の恩恵をたくさん受けたかったから

産休・育休中は社会保険料が免除になりますが、適用されるのは産休に入った月から。ということは、たとえば30日まで働いて31日から産休に入れば、給料はほぼ1カ月分もらえて社会保険料も免除されます

わたしもこれを意識し、月末まで働いて最後の1日から産休を取りました。おかげで取られるはずの数万円の社会保険料がゼロでめっちゃうれしかったです。

しかしこの免除要件が今後厳しくなるという方針が決まったそうで……。

www.nikkei.com

まぁたしかに、自分もやっててズルいなとは思っていたのですが、残念です。変更は2022年目途だそうです。

インセンティブの査定時期を意識したから

うちの会社はボーナスがありません。「頑張って成果出したらあげるかも」といういわゆるインセンティブスタイルで、結構必死こいてやらないと0円になります

その査定時期が夏は5月、冬は11月くらいにありまして、その時期に自分でアピールしないと半年がんばった苦労が無駄になってしまうんですね。

有休を使えば11月の途中から出なくても良かったのですが、この査定が終わるまでは出勤しなければいけなかったので、あえて少し遅らせました。

ちなみに産休に入れば、ボーナスやインセンティブなどの報酬も社会保険料を取られないので満額もらえます

③有休を使い切りたかったから

有給は、産休・育休中でも付与され続けます。(法律としてはそうなのですが、会社が理解していないこともあるので休みに入る前に人事に要確認です)

わたしは有休をあまり使えておらず、そのままたまり続けると上限に達してしまうので、休みに入る前に全て使い切ることにしました

復帰後、子どもの体調不良などで有給がたくさん必要になるかとも思ったのですが、はじめから最低1年は休むつもりだったので、その間たまり続ける有給の日数で対応できると判断しました。

④交通費を返したくなかったから

うちの会社は1月~6月と7月~12月の2回に分けて、半年分の交通費をまとめてもらえるスタイルです。

ということは、12月の時点で休業していると1カ月分の交通費を給料から引かれてしまいます

でも有給使って12月も働いていることになれば交通費を返さなくてOKなので、12月末まで有休を使うことにしました。

⑤出産前になるべく多くお金が欲しかったから

これが一番大きな理由かもしれません。

出産手当金も育休手当も入金されるまでかなり時間がかかるというのは噂で聞いていたので、できるだけたくさん給料をもらっておきたかったのです。

実際わたしも出産手当金が入金されるまで半年かかってヒーヒー言っていたので、この判断は正しかったなと思います。

貯蓄という体力があるなら産休MAX+有給で早く休んだほうが基本得だとは思います。

 

わたしは以上5つの理由から、産休を2週間遅らせることに決めました。

これはさまざまな要素が組み合わさって判断したものなので、人によって答えは全然違ってくると思いますが、いつから産休に入ろうか悩んでいる方に少しでも参考になれば幸いです。